シロクロエリマキキツネザル(Ruffed Lemur)
分布:マダガスカル
キツネザルの中でも最大で、大きいものでは3.5㎏くらいにもなります。エリマキキツネザルにはいくつかの毛色のパターンがあり、白黒のものはマダガスカルの南側に多く生息しています。名前の由来は、耳から首にかけての白い毛がエリマキのように見えるので、この名前があります。乱獲などの影響により、本来の生息地マダガスカルでは、個体数の減少がみられることから、ヨーロッパの動物園では動物園で繁殖した個体を、マダガスカルの野性に復帰させる計画があります。
ワオキツネザル(Ring-tailed Lemur)
分布:マダガスカル
キツネザル科のおサルさんは本州の約3倍の面積を持つ、マダガスカル島のみに生息しています。ワオキツネザルはとても不思議なおサルさんです。舌は二枚舌になっていて、前足やわきの下に近くに特殊な分泌線を持っていて、木やまた自分の尻尾ににおいをつけます。オスとメスでは鳴き方がまったく違い、オスよりメスのほうが優位です。メスは一年に一回、それも24時間という大変短い発情がきます。メスとの交尾権を獲得するために、オスは一斉に戦い、そこで一番になったオスがメスのところに行きます。しかし、メスがきにいらなければ再び戦いが起こるという、壮絶な交尾をします。この時期のオスは怪我が耐えません。戦い方にも特徴があり、自分の尻尾を股の間から出し、尻尾の先に分泌液をぬり、今度は逆に頭の上に尻尾を持ってきて相手の鼻先に持ってき、どうだといわんばかりに猫じゃらしのように振ります。尻尾がきれて短くなっている子も、さもまだ尻尾があるかのように同じことをしています。出産は双子を生むことが多く、右・左と赤ちゃんをだっこしているお母さんがシーズンになるとよく見られます。
コモンリスザル(Squirrel Monkey)
分布:コスタリカ・パナマ・ボリビア・パラグアイ・ブラジルなどの中央・南アメリカ
リスザルの仲間は現在5つに分けられます。中でもコモンリスザルは非常に大きな群れになるのが特長です。コモンリスザルはこれといったテリトリーを持ちません。ですので、途中でほかの群れが合流したりすると、200頭くらいの大きな群れがすぐにできあがってしまいます。また、ほかのサルの群れには普通アルファメイル、アルファフィーメイルと呼ばれる優位の雄と雌がいるのですが、コモンリスザルにははっきりとした優位の雄雌がいません。ほほ袋を持たないおサルさんですので、両手に持ちきれる分が一回の食事量になります。餌をばまいたときの争奪戦は、優位の雄雌がいない分結構迫力があります。群れが大きいということは一回の捕獲でたくさん捕まってしまうという欠点があります。そのため以前は、年間30万頭のコモンリスザルが動物実験用に輸出されていたという事があります。そのおかげなのかどうか、1958年アメリカで最初に人工衛星に乗って宇宙を飛んだサルとなりました。現在でもペットショップ等で簡単に購入することができますが、大きな群れで生活するサルには、1頭でいるということがストレスになり、寿命がだいたい17~18年といわれているにもかかわらず、2~3年で死んでしまうということが多いようです。
ショウガラゴ(Northern Lesser Bush Baby)
分布:サハラ砂漠以南、アフリカ大陸の広い地域の木の多いサバンナや二次林
ガラコと名の付くおサルさんは体のサイズの小さいおサルさんで、ショウガラコの平均体重は、オス210g・メス190g位とその中でもひときわ小さいおサルさんです。前肢は短く後肢が極端に長いため、活動のほとんどはカンガルーのようにジャンプします。そのジャンプ力は強大で、2m以上も飛び跳ねます。食べ物は昆虫と樹液でほとんどを占めます。夜行性特有の大きな目、顔の大きさの割にはとても大きな耳をしています。
ポト(Potto)
分布:コンゴ・ウガンダ・ケニアまでの広い範囲
ポトには二つの大きな特徴があります。一つは手の親指が他の指と180°になる位極端に広がり、第二指がほとんど退化しているということ。これにより握る力が強くなっているということ。そしてもう一つは頸椎に何個か突起状のものがあるということ。一説には相手を驚かす武器のようになっているといわれています。が、びっくりした時や警戒したときなど、確かに首をくるっと下に向け丸まった状態になったときなどは、頸椎の突起がぼこぼこ出てきます。だからといって攻撃者にけがをさせるような鋭利なものではありません。何のために使われるのか未だに不明です。
ダスキーティティ(Dusky Titi)
分布:ブラジルのアマゾン川流域
ティティは南米の森林に住むウサギ程の大きさのサルです。
生息地や生態から5つのグループに分けられていますが、情報が少なくわかっていない事も多いため、未だに議論され続けています。
オマキザル科に属しますが、尾で木につかまったりすることはありません。
主に果物や葉を好みますが、昆虫などの脊椎動物も食べます。
つがいをもち一夫一妻制をとると考えられています。
家族の絆は非常に強く、その中でも父子の絆が最も強いと言われており、子が産まれると、授乳以外の時間はほとんど父親が世話をします。
仲良く寄り添って尾を絡める行動が特徴的で、リラックスしている時にしばしば見ることができます。
ニホンザル(Japanese Macaque)
分布:本州・四国・九州・屋久島
本州・四国・九州に生息する基亜種と、屋久島に生息するヤクニホンザルの二亜種がいます。約220種いるサルの仲間でとても珍しい特徴のあるサルです。サル類の大多数は熱帯雨林を有するアマゾン流域南米大陸や東南アジアの国々、また、乾燥したサバンナ地帯のあるアフリカ大陸などのごく一部に生息しています。アメリカ大陸にもヨーロッパの各国にも野生の固有種は生息していません。ニホンザルは220種もあるとされているサル類の中で、一番北に生息するサルです。青森県の下北というところに生息するサルが、サルの北限とされていますが、それは日本のサルの北限ということではなく、世界中のサルの北限ということなのです。ニホンザルは別名スノーモンキーと呼ばれ、暑い国の人たちの間ではとても珍重されています。近年、日本中のあちらこちらでニホンザルによる作物などへの被害が出ていますが、下北のサルたちも、畑を荒らしたり、また民家へ入り込んだりして被害が出て、2005年にはとうとう行政の指導の下、何頭かのサルが射殺され駆除されました。世界的にもとても貴重とされるサルですので手厚い保護が求められますが、動物と人間の共生共存ということはとても難しいことになってしまったようです。
本州・四国・九州に生息する基亜種と、屋久島に生息するヤクニホンザルの二亜種がいます。約220種いるサルの仲間でとても珍しい特徴のあるサルです。サル類の大多数は熱帯雨林を有するアマゾン流域南米大陸や東南アジアの国々、また、乾燥したサバンナ地帯のあるアフリカ大陸などのごく一部に生息しています。アメリカ大陸にもヨーロッパの各国にも野生の固有種は生息していません。ニホンザルは220種もあるとされているサル類の中で、一番北に生息するサルです。青森県の下北というところに生息するサルが、サルの北限とされていますが、それは日本のサルの北限ということではなく、世界中のサルの北限ということなのです。ニホンザルは別名スノーモンキーと呼ばれ、暑い国の人たちの間ではとても珍重されています。近年、日本中のあちらこちらでニホンザルによる作物などへの被害が出ていますが、下北のサルたちも、畑を荒らしたり、また民家へ入り込んだりして被害が出て、2005年にはとうとう行政の指導の下、何頭かのサルが射殺され駆除されました。世界的にもとても貴重とされるサルですので手厚い保護が求められますが、動物と人間の共生共存ということはとても難しいことになってしまったようです。
フサオマキザル(Tufted Capuchin)
分布:コロンビア・ブラジルのアマゾン流域島
オマキザルの中でもとりわけ人によくなつきます。警戒心が薄いということではなく、とても世渡り上手で、自分より地位が上と思われたり、強いと思われる相手に対しては媚びを売るような行動に出ます。理解力や協調性、手先が器用だったりということから、近年では事故等により体が不自由になった人達の介護をするために訓練され、すでにアメリカなどでは実際に使われたりもしています。群れは家族単位で作られ、子供達が生まれて間もない赤ん坊の相手をして遊んだり、まるで話しかけているかのような鳴き声を出したりもします。